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カレドニアン・スリーパー アバディーン~ロンドン ファーストクラス(2019/03/28)
夜9時40分発、所要約10時間の列車です。
列車にはラウンジカーというのがついてて、飲食ができます。
混んでいる場合は、ファーストクラスの客が優先されるということですが、特にスコットランドからロンドンに向かう上り列車は、滅多に混むことなどないそうで、この日も、ここに来て座る客はまばらでした。
夕食メニューも用意されているので、ここで食べられるように、わざわざ食事時間を調整して乗り込みました。
赤ワインのハーフボトルを注文しました。
リオハのクリアンザです。
食事は、鹿肉の煮込みを注文しました。
玉ねぎ、にんじん、ポテトが付け合わせになっています。
残念ながら、車内で調理したものではなく、機内食のようにケータリングされたものを、ギャレーで温めて盛り付けして出しているだけですけど、それでも列車の中で、ちゃんとした食器で出てくるものをいただく雰囲気は、楽しいものです。
せっかくだからデザートをいただきました。
Whisky Marmalade Pudding という記載ですが、スポンジケーキですね。
下にチョコレートのソースのようなものが敷いてあります。
甘すぎず、軽めで、よかったです。
朝食です。
夕食はすべて有料ですが、ファーストクラスのチケットを購入すると、朝食が無料でついてきます。
自分の部屋に持ってきてもらうこともできますが、せっかくだから、朝日が昇る窓の景色を楽しみながらゆっくりいただけるように、ラウンジカーでいただくことにしました。
“Full Scottish Breakfast”ということで、卵、ブラックプディング(血やオートミールなどを混ぜた丸いソーセージ)、ベーコン、トマト、マッシュルームなど一通り乗っていますが、コーヒーがインスタントだったのががっかりでした。
なお、このカレドニアン・スリーパーは、本来、去年の年末前から新しい列車に変る予定だったのが、遅れに遅れて、結局今年(2019年)の夏から新車両が導入されることになっています。
古い車両には情緒があっていいと思うか、新しい車両には、各部屋にカードキーがあり、ファーストクラスはトイレ、シャワー付きの部屋になるなど、大幅な近代化が図られるので、その方がいいと思うか、いろいろですけど、なくなる直前に古い車両に乗れたということで、よしとします。
なお、出発駅でも、到着駅でも、ラウンジが使えて、シャワーもちゃんとあります。