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JAL A350-900 就航へ 静寂な機内と全席個人用モニター設置 初便レポート
JALは1日、エアバスA350XWBを就航させた。
今後のJALのフラッグシップとなる機材であり、JALにとっては歴史的な日となった。
就航に先立ち、羽田空港内で関係者を集め記念式典が開催された。
JALの植木会長は、「とにかくこの機材は静か。それをぜひ体験してもらいたい。また、日本航空のこれからのフラッグシップとなる機材であり、座席や機内エンターテインメントなどこれまで以上に快適な空の旅を提供したい」と語った。
9月4日までは、羽田空港第1ターミナルの中央にあるマーケットプレイスで、座席などの展示を行うイベントも実施されている
エアバス社や、ロールスロイスジャパン社などの関係者でテープカットが行われた。
ゲート前では、初便の機長となった野澤祥大機長が「操縦しやすく非常に快適な飛行機」とコメント。
羽田発福岡行きJL317便は、満席の369名。
搭乗客には、就航初便の記念品が手渡された。
自費で作成したオリジナルのウインドブレーカーで搭乗される方も。
定刻より16分遅れ、プッシュバックを開始
上記は、ブッシュバックから出発までの動画。
エアバス社の特徴として、垂直尾翼からのカメラで機外を映し出しモニターで見ることができるので、多くの搭乗客は新たに設置された個人用モニターでこの風景を観ていたようだ。
上記は、A350-900の初便離陸の様子。
A350の特徴であるウイングレットと青空の美しさが非常に印象的。
上記は、初便の機長アナウンスの動画。
369名の満席となった機内
ほとんどの搭乗客は、個人モニターを使用してフライトを楽しんでいるようだ。
各シートには電源やUSBポートが設置されているので、携帯の充電も可能になている。
今回、非常口座席に座ったために個人用モニターは、座席下部から引っ張り出してくるタイプだったが、紙コップとの対比でその大きさも実感することができる。
上記は、福岡空港に着陸する様子を撮影した動画。
福岡には14分遅れの午後2時14分に到着した。
今後、10月27日から札幌線、2020年2月1日からは那覇線に投入される。