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JAL 旗艦機 A350-1000をお披露目 ベジタリアンヴィーガン機内食もコーススタイルで
JALは1月15日、新らしい旗艦機(フラッグシップ)となる長距離国際線機材A350-1000型機(登録記号JA01WJ)を、羽田空港格納庫にて報道関係者に日本初公開しました。
A350-1000は、2004年に就航したB777-300ER型機の後継機として採用され、新たな長距離国際線のメインの機材となります。
A350-1000の座席数は4クラス239席で、ファーストクラスが6席、ビジネスクラスが54席、プレミアムエコノミーが24席、エコノミーが155席という構成になっています。
新たなフラッグシップ機となる内装については担当者は、「日本の伝統美をモチーフにしたインテリアとなっており、日本の伝統美をしみこませた上質な客室となっている」と話します。
ファーストクラスの内部です。
1列に1-1-1席の3席が並ぶ配置。
今回の新ファーストクラスの特徴として、通常時のソファーモードに加え、半分を座席とベッドにするシート&シングルベッドモード、全てをベッドとして使うダブルベッドモードの3モードを使い分けることが可能となっているのが大きな特徴です。
150センチ以上もある扉が個室感を高めてくれ、より高いプライバシー性を保ちつつも、座席上の収納棚がないので、より開放的な空間となっています。
若干リクライニングをした感じ
全てをベッドとして使うダブルベッドモード。
寝具を敷いたファーストクラスのダブルベッドモード。
こちらは新ビジネスクラスエリア。
座席配列は、1-2-1の54席となっています。
真ん中2席はパーテーションを下げると、2人だけの旅の空間が広がる形になります。
ベッドモードは、現行のJAL SKY SUITEと比べると約10センチほど長い198センチ、日本製の体圧分散構造のクッションにより、今まで以上に快適に寝ることが出来るとのことです。
ビジネスクラスにあるバーコーナー。
新プレミアムエコノミークラスです。
プレミアムエコノミークラスでは世界で初めてリクライニングを電動化。
また利用客が思い思いの姿勢でくつろぐ事を想定して、電動レッグレストは水平まで上げることが可能となっています。
電動レッグレストは水平になっている状態。
新エコノミークラスです。
リクライニングをしなくてもリラックスして座ることができる背もたれの角度や豊富な収納スペースによって、ゆったりと機内で過ごすことが出来るようになっています。
空の時間を快適にするシートピッチは、約84センチ~86センチと非常にゆとりのあるシートピッチになっています。
全席に設置されたAC電源や、USBポート Type-A/C
迫力のある13インチ4Kモニターが圧巻です。
機内食を用意するギャレーも非常にゆとりのあるスペースとなっています。
今回、JALでは新たな試みとしてファーストクラス、ビジネスクラスにおいてヴィーガン・ベジタリアンメニューの提供を行うことを発表しました。
「No Code」のオーナーシェフである米澤文雄シェフの監修です。
今までは健康的にという理由でヴィーガンやベジタリアンメニューを選んでいましたが、美味しさで選んでもらえるヘルシーな機内食を追求したとこと。
長距離国際線のみでの提供となり、事前予約が必要となります。
また、プレミアムエコノミーとエコノミークラスにおいては有料機内食アップグレードを採用。
グレードアップした機内食を食べることにより、特別感のある贅沢な旅を楽しんで欲しいと担当者は話します。
新しいフラッグシップ機となるA350-1000の初便は、1月24日のニューヨーク行きとして就航予定です。