ZIP AIR 機内お披露目 フルフラットシートの設置も!






JAL系のLCCである、国際線中長距離LCCのZIPAIRが18日、成田空港の格納庫で初号機となるボーイング787-8型機を報道陣に公開しました




ZIPAIRの初号機(登録記号JA822J)は、2クラス290席で構成。

ビジネスクラスに該当する「ZIP Full Flat」が18席、エコノミークラスに該当する「Standard(スタンダード)」が272席。


緑のラインが印象的な機体外部


787-8を紹介するZIPAIRの西田真吾社長

記者会見で西田社長は、機内食については現在サービスの内容を検討中だが、基本的には有料になるとし、ドリンクの提供も有料になるであろうと語りました。

また、機内食に関しては、基本的には事前予約制とし、機内でも購入できる体制にする予定とも語り、予約なしでも機内で機内食をある程度は購入が可能になることになるだろうと示唆しました


機体をバックに、客室乗務員の制服も披露されました

ビジネスクラスに該当するZIP Full-Flatのシート。


1-2-1席配列で18席。

フルフラットシートになる、ヘリンボーン形式を採用。


シートピッチは約107センチ、座席幅は約51センチ。


フルフラットになるボタンなども、極めてシンプルな構造に


機内食を人数分搭載しなくてよくなることから、ギャレーを一部廃止して、座席に転換。


ラバトリーは、ウォシュレットを3箇所設置。

西田社長は、LCCとしては世界初の採用と語りました。

また、ラバトリーとして特徴的なのが、機内真ん中にあるラバトリーが、真ん中の仕切りを外すことにより、2つのラバトリー分を利用可能な、コネクティングラバトリーを採用。

多目的トイレとして利用が可能になります

上記写真は、2つ分のラバトリーの様子です。


エコノミークラスに該当する、Standardクラス


3-3-3の座席配列で、合計272席のスタンダードシートを設置。


シートピッチは31インチ(約79センチ)

これは、JALの国内線と同様のシートピッチであり、圧迫感が他のLCCに比べて非常に少ないと感じました。


身長172センチの著者が座っても、まだかなり余裕があるシートピッチ。


個人用モニターは、エコノミーもビジネスも設置されていません。

ただ、機内Wi-Fiサービスを提供することで、基本的には個人のスマホやタブレット端末を利用して機内でエンターテイメントを楽しむ形となります。

座席前には、タブレットホルダーがありスマホなどを視聴しやすい環境が整えられています。



ZIP AIRは、2020年5月より、成田〜バンコクに就航予定です。





関連記事

おすすめ記事

  1. 日本航空(JAL)は4月1日、2024年度のグループ入社式を羽田空港の格納庫で開催しました…
  2. ANAホールディングスは1日、ANAグループ合同の入社式を羽田空港の格納庫で開催しました。…
  3. JALは1月15日、新らしい旗艦機(フラッグシップ)となる長距離国際線機材A350-100…

取材及びプレスリリースについて

プライバシーポリシー

月間アーカイブ

カテゴリ

ページ上部へ戻る