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- Train(列車食), ファーストクラス 04
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SBB チューリッヒ~ミラノ ファーストクラス(2017/11/10)
13時10分発、所要約3時間半の路線です。
車内で昼食をいただきました。
内容はチキンの入ったタイ風レッドカレーで、味なそこそこおいしかったです。
おまけにパンもついてきましたが、たべませんでした。
ファーストクラスでは、食堂車のメニューが配られ、係の人が注文を取りに来て、席まで運んできてくれます。
食事はすべて有料です。
注文したワインは100㏄で、グラス1杯の量でしたが、ちゃんとキャラフェに入れてグラスと一緒に運ばれてきました。
自分の座った席は、すぐ後ろが食堂車で、ひっきりなしに人が出入りしドアが開閉するし、中には香水の匂いをぷんぷんさせてる人もいたり、ドアが開くたびに食堂車からガヤガヤとうるさい話声が聞こえるし、非常に落ち着かない席でした。
自分の車両は半分以上食堂車だったので、座席は3列ほどしかなく、車いすのスペースもあったので、食堂車からやってきて、その空いたスペースに立って携帯電話で通話をする人もいました。
食堂車はテーブルの数が少ない上に、始発駅で乗車と同時に、自分の席に行かずに荷物を持って食堂車へ直行し、席を取って居すわる人がたくさんいるので、すぐに席が埋まってしまいます。
一人だと、当然相席になります。
中には、始発駅でテーブルに着くなり、発車前に持参したサンドイッチをコソコソと食べて、何も注文せずにコンピューターを開いて降りるまで2時間以上も居座っていた人もいました。
そうかと思えば、大きなスーツケースを持ってきて、置く場所がないので、僕の席の頭上の棚に載せに来て、やっぱり食堂車に長居する人もいました。
自分は荷物がほとんどなかったからよかったですが、そんな風に平気でファーストクラスのスペースを占領するのはどうかと思いました。
また、ファーストクラスは3両ほどあるようでしたが、係の人は、注文を運んだり食器を下げてきたりで、ひっきりなしに速足で汗をかきながら何度も何度も往復していて、見てるだけでも気の毒でした。
それもこの席が落ち着かない原因の一つだったと思います。
食堂車の情緒を味わってみたかったのですが、そんな状態を見て、食堂車に幻滅を感じてしまいましたし、さらに、座席が食堂車に近すぎたあまり、せっかく自分の席で他人を気にせずに食事がいただけるはずだったのに、かなり落ち着かない雰囲気にイライラさせられてしまいました。