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ANA 国際線機内食におからとこんにゃく由来の新食材を利用したカツ丼提供へ カロリーも約43%オフ!

ANAは22日、3月1日よりおからとこんにゃく由来の新食材であるDeats(ディーツ)を使用した機内食として、ヘルシーかつ丼を提供することを発表しました。

Deats(ディーツ)とは、ディーツフードプランニング株式会社が開発した日本の伝統食材である大豆おからとこんにゃくを原材料とした新食材であり、大豆由来の代替肉と比べて大豆臭さがないのが特徴との事。

今回、Deats(ディーツ)が開発した新食材を利用してメニュー開発を行ったるANAケータリングサービスの森誠剛和食料理長

今回、Deats(ディーツ)の新食材を利用して、カツ丼のメニューを開発
カツには豚ではなく新食材を利用して、お米に関しても白米とこの新食材を半々に混ぜ甘辛のタレとの相性を見極めて完成。
かつ丼は通常1000kcalぐらいになりますが、今回提供を開始するかつ丼は小さい器ながらも約43%オフのカロリーに。
今回、発表会で試食をさせてもらいましたが、言われてみなければこれが新食材を利用しているカツ丼だとは気づかないと思うほど、完成度が高い機内食となっています。
カツ丼は3月1日から提供予定で、国際線ビジネスクラスの日本発の中長距離路線(北米、欧州、インド、オセアニア)で提供されます。

ANAでは機内食を製造する過程での調理残渣が年間約248トン、油が約28トン発生しており、これらは2008年から、堆肥や飼料へ100%リサイクルをしていましたが、今回さらに発展させる形として、成田工場で発生した調理残渣をリサイクルして堆肥を作って、その堆肥を使用し野菜のソフトケールを生産することも発表されました。

ANAの機内食工場から出た残渣を引き渡します。

その後、千葉県内のみどり産業にて堆肥化。

堆肥を使用して生産されているソフトケール。


堆肥を使用して作られてたソフトケールは、3月1日より国際線エコノミークラス 日本発国際線全路線(中国大陸、香港、台北、マニラ、ソウルおよび深夜便を除く)で提供予定です。

「食のユニバーサル化」を目指すANAの今後の機内食展開に注目が集まります。